早起きするどころか、起きたら9時半。シャワーを浴びてホテルの部屋のコーヒーを飲んで、お出かけ。まずはブラブラと歩き始めたら、町中至る所に歴史を説明する看板が。南部が綿花で栄えていた頃の取引所の建物とか、Savannahが物資を運び入れ綿花を運び出す港として栄えていた頃に建てられた税関とか、ガールスカウトを始めた人の生家とか、古い建物が残っているので、散歩をしているだけでも楽しい町でした。ジョージア州立大学発祥の地の看板もありました。本当は何かちょっと朝ごはんを食べたいな~と思っていたのですが、歩いてるうちにどんどんお昼に近くなり、もうじゃあお昼まで待つよっていうことに。
こんな急な階段を恐々降りていくと、いかにもなお土産屋さんが並び、観光客がごったがえすRiver Streetに出ます。
そこで今日は、バケーションの王道を行くような1日を過ごしてみることにしました。
【昼食】
エビのサラダ、オクラのガンボ、トスサラダ、茹でエビ、ブルーベリーマフィン、ミントジュレップ
まずはこの通りにあるShrimp Factoryに入って、昼食です。食べ物を口に入れるより前、日が高いうちにお酒を飲み始めるのは、バケーションの王道です。なので、まずミントジュレップから始めてみました。これはバーボンベースでミントの香りがさわやかな、南部のカクテルです。ガンボは夕べの方が美味しかったですが、母上のを一口貰ったエビのサラダも美味しいし、私が注文した茹でエビも、とっても美味しかったです。特に一緒についてきたピリ辛のソースがなかなか美味でした。
食後もブラブラと歩いて観光し、アンティークのお店にフラッと立ち寄りました。母上は紅茶が好きな人なのですが、イギリス式のお茶の時に使うカップとソーサーも好きなのです。私が子供の時から、そういうのを時々覗き見しては、あら~こんなのステキね~と言いながら、ひとつも買ったことがないのです。そういう母を30年以上も見てきたので、今回はちょと早い母の日のプレゼントにしました。
お買い物の跡は、映画、フォレスト・ガンプにも出てきたForsyth Parkまで歩きました。木からいっぱいスパニッシュモスが垂れ下がっているのは、南部独特の光景です。ずっと見てると、なんだかとろろ昆布が垂れ下がってるみたいで、だらしない感じに見えなくもないのですが・・・(笑)
朝ホテルを出た時には、今日はちょっと曇りかしら~なんて思ってたのに、午後はもうジリジリ。30度近い気温の中を歩いて、フライパンの上で焼かれてる気分でした。公園の帰りには、通りがかりのペット用品店で黒ラブちゃんを可愛がり、昔の人のお墓がいっぱいある墓地を通り抜け、ホテルに戻りました。
ホテルで一休みした後は、またお出かけ。夕日にギリギリ間に合う時間に、River Streetに戻って、またブラブラ。コンテナを大量に積み込んだ外国船籍の大きな貨物船が汽笛を鳴らしてすれ違ったりと、観光地だけれども、貿易港としての役割も未だにちゃんと担っているんだなぁと思ったりして、ちょっと不思議な光景でした。
【夕食】
ビール、生牡蠣、クラッカー、マッシュルームの蟹肉詰め、クラブシチュー
夕食は、River StreetにあるThe Oyster Barへ。美味しかったけれど、サービスが悪くて、ちょっとゲンナリでした。あまりにもやる気なさ過ぎ。次回Savannahに行くことがあっても、入りたくないかもと思ってしまったお店でした。夕食後はほんのちょびっとだけお散歩して、ホテルへ。本当はBay StreetにあるMoon Riverというお店が地ビールを作っていたので、そちらへも寄って1杯飲みたかったのですが、夕食に2杯ビールを飲んだら、利尿作用がありすぎて・・・(笑)これは、次回に残した楽しみのひとつということで。